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講義内容


樋渡保秋先生 (金沢大学、財団法人豊田理化学研究所)
タイトル 大学院生の分子シミュレーション
講演概要 コンピュータシミュレーションとは要するに自然界で成り立つ基本法則(基礎方程式など)を用いて計算することは共通する。その際、どのような基本法則を用いるかによって、同じ対象系であっても計算のアルゴリズム(手法)は全く異なる。この基本法則には、量子力学もあれば、ニュートン力学、連続体力学、第一原理計算など多種多様である。さて、ここで対象系をミクロな視点(原子など)でとらえた場合とマクロな変数のみで表す場合とで一体どのような繋がりが可能であろうか。(この続きは夏の学校で)
兵頭志明先生 (株式会社豊田中央研究所)
タイトル 実用的材料設計シミュレーションの要件と階層化/ 粗視化動力学シミュレーション
講演概要 新材料の開発や既存材料の改良等に分子シミュレーションを活用した分子設計が進められている。実用的には一つの材料が単独で用いられることはなく、採用される材料が置かれている環境や複数の材料間の相互関係がそれらの特性を支配することが少なくない。このような状況を適切に反映できるための要件を整理してみたい。方法論としてのキーとなり得る階層化の概念と粗視化動力学方程式については多少時間を使って説明したいと考えている。



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