泰岡研究室セミナー講師 | 奥村久士 准教授 (分子科学研究所) | 題目 | レプリカ置換法の開発とアミロイド線維への応用 | 日時 | 2017年01月30日(Mon) 14:00〜14:45 | 場所 | 慶應義塾大学矢上キャンパス12棟104号室 | 概要 | 我々は最近、新しい拡張アンサンブル法であるレプリカ置換法を提案した。この手法では2つのレプリカ間だけで温度を交換するのではなく、3つ以上のレプリカ間で温度を交換する。さらに効率よくレプリカの置換を行うために、従来のメトロポリス判定法ではなく諏訪・藤堂法を用いる。我々はこの手法をアミロイド線維の形成メカニズムを解明するために用いている。アミロイド線維はタンパク質が間違って折りたたみ、凝集することによってできた不溶性の線維であり、約40種類の病気の原因と言われている。本セミナーではレプリカ置換法とアミロイド線維への応用について講演する。 |
*学内の方はご自由に参加ください.学外の方はご面倒ですが,泰岡までご連絡ください.
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