泰岡研究室セミナー講師 | 伊藤 暁 助教 (分子科学研究所) | 題目 | pHレプリカ交換法とその生体分子への応用 | 日時 | 2017年01月30日(Mon) 14:45〜15:30 | 場所 | 慶應義塾大学矢上キャンパス12棟104号室 | 概要 | 生体内では、タンパク質が正しい構造や機能を持つために、生体内のpHが厳密に制御されている。pH変化に伴いタンパク質が正しい構造や機能を維持できなくなる理由は、荷電性残基のプロトン化状態が変化するためである。pHの変化に伴うタンパク質の構造や機能の変化を研究する上で、荷電性残基のプロトン化状態を知ることは不可欠である。タンパク質表面、及びタンパク質内部に存在する荷電性残基のプロトン化状態を調べるためのシミュレーション手法としてpH一定のシミュレーションがある。本講演では、従来のpH一定のシミュレーションを概説し、我々が最近開発したpHレプリカ交換法とその生体分子への応用を紹介する。 |
*学内の方はご自由に参加ください.学外の方はご面倒ですが,泰岡までご連絡ください.
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